『イコライザー』〜最近の作品で、敵をボッコボコにするアクションを観たいならこれ〜

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前回のダニエル・クレイグ版『007』シリーズのボンドがスタイリッシュなおしゃれアクション野郎だとしたら、今回のイコライザーは温和であまり目立たないけど実は激強おっさんと言ったところでしょうか。
観ていて安心感があるほどの強さ。とにかく悪者をボッコボコにして成敗しまくるアクションが観たい!というなら超オススメです。
デンゼル・ワシントン演じる寡黙な主人公マッコールはホームセンターで働き、いつも夕方の決まった時間に仕事を終え、家に帰って本を読み、夜が更けてくると行きつけのダイナーに行ってそこでまた本を読み、明け方手前当たりに家に帰るという、とてもシンプルで規則正しい生活をしていた。

ある日、ダイナーで娼婦のテリーと出会う。テリーは娼婦の仕事を拒みながらも、バックにロシアンマフィアがいる関係で、仕事を続けざるえなかった。ロシアンマフィアの非道を目の当たりにしたマッコールは、彼らを殲滅することを決意する。そう、彼は凄腕の元CIA諜報員で無敵の男だったのだ・・・。
 
この映画の凄いところは、まず主人公がほぼピンチにならないことですね。
主人公を演じるデンゼル・ワシントンはいい年なのに、ガタイのいい若者をばったばったと倒していきます。
そして、葛藤的なもの(少しはあるようですが)もあまり無い。だから結構迷わずに敵を殺します。
読書家で精神も非常に成熟しているから、人間もできてる。
そういう意味では、ちょっと聖人君子の様な完璧すぎる主人公と言えるかもしれません。
  


また、娼婦のテリー役を演じたクロエ・グレース・モレッツも良かった。実際、序盤とラスト以外ではあまり出てきませんが、いい味を出しています。なんていうか、ちょい太めの体型がだらしな系の服装に合ってるんですよね。
  

最後の主人公が働くホームセンターでのバトルシーンは特筆すべき点です。主人公の今のホームグランドであるホームセンターで元CIAの手腕をフルに発揮し次々と敵をぶっ倒していく。ここは見ものです。
全然ピンチにならない、と先述しましたが、ここでの戦闘シーンで一瞬だけピンチになります(ま、大したことないですが。笑)!ここは是非お見逃しなく!


主人公は無敵だけど、ちゃんとハラハラはさせてくれる作りにはなっているので、132分という長尺もあっという間に見せてくれます。
アクション好きな人はぜひ!
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