まず大前提として、世界№1のアクション映画、ワイルドスピードシリーズの最新作『ワイルドスピード・スカイミッション』をまだ観れていません(´;ω;`)ウッ…。
ずっと観たい観たいと思っていますが、なかなか観に行けないので、今は、復習としてワイスピシリーズの過去作をHuluで見返しています・・・。
今回は、見返してみた結果、自分なりにワイスピシリーズの良さを整理してみた、といった感じですので、ワイスピ好きからすれば「何を当たり前のことを書いてるの?」と感じることもあると思いますが、まあそこは勘弁してください。
題して~ワイルドスピードのココロオドルポイントはここだ!~
まずは、車の”メカ感・マシン感”が魅力のひとつ。僕はスーパーカー世代じゃないし、車やその類のメカに全然詳しくないけど、ミニ四駆とかラジコンにはハマったくちだし、そういうトイは今も好きだから、改造して原型と明らかに違う雰囲気放ってたりする車を見たりするとやっぱりワクワクする。あと、お決まりのニトロエンジンを積んでパワー増強してる感じとかも、ミニ四駆で昔あった公式レースでは非公認の「コブラモーター」の様な反則部品を思い出して燃える・・・!「公式レースなんて知るか!ストリートじゃ爆速じゃあ!」みたいな感じというか。
次に”アトラクション感・レース感”が挙げられる。ワイルドスピードシリーズでは必ずでてくるレース描写。この作品のレースでは、大破はかかせない。必ずといっていいほど大破する(大破までいかなくても何回も転がりまわる程の大転倒など)。ドラテクでかわしまくって、結果として相手がぶっ飛んだり転げまわってたりするけど、それを横目に涼しい顔してぶっちぎって行く主要キャラ達。いや、カッコいいけど実際ひでーなあんたら・・・。なんて考えちゃいけない。実際に超スピードの車に乗ってる様なアトラクション感、抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げているかの様な”レース感”を楽しめ!
続いて、この作品のテーマとも言える”ワル感”。主要キャラ達のワル感はヤンキー漫画のそれと似ている。「筋が通っているワル」という感じで友達やファミリーは大切にするし、弱い者いじめみたいなこともしない。善良な市民を殺して金を盗む悪逆無道な輩とは違う感じのワルなのだ。ただ、「筋の通った奴ならそもそも人の物を勝手に盗む様な筋の通ってない真似はしないだろうが!」というツッコミを入れられると何も言い返せない・・・。
とにかく、この作品は「人がすぐ死ぬ・大爆発がある・脚本が大味」と三拍子揃っており、何も考えず楽しめるハリウッド映画の教科書的作品であることは間違いない。
ただ、この作品がそんな数あるハリウッド超大作の中から頭一つ抜きにでている理由は、やはり、魅力的な登場人物の存在だ。
例えば一作目『ワイルドスピード』は、W主人公構成(ドミニクとブライアン)なわけだが、彼らのキャラがとてもいい。ドミニク(ヴィン・ディーゼル)のゴツくて怒ると凶暴だけどファミリー思いでどこか愛くるしキャラは”大人なジャイアン”を思わせる。そして、正統派イケメンの悩める潜入捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)が、仲間と職務との間で葛藤する姿も応援したくなる。書いてて思ったが、なんていうかこの二人、どちらも格好いいしワイルドなんだけど、どこか可愛らしさがあるのだ。だから、たくさんの人を惹きつけるのだろう。
その他にも多くの魅力的なキャラが出てくるけど、挙げるとキリがないのでこの辺にしておくことにして・・・。
とにかく、ワイルドスピードの過去6作を返してみた結果、7作目『ワイルドスピード・スカイミッション』への期待はさらに膨らんだ。今回のスカイミッションにはポール・ウォーカーの死という悲しい要素があるから、おそらくこれまで以上に上映中は真剣に作品と向き合い、彼の存在を意識するだろう。観に行って思わず泣いてしまったという話をちらほら聞くけど、僕は今回、過去作を見返していた段階ですでに泣きそうになった
スカイミッションもそろそろ上映が終わるので早く行かねば・・・。
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