番外編:海外ドラマ『SUITS』〜やっぱり弁護士モノはバディ型が面白い〜

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SUITSはアメリカで人気を博している弁護士モノドラマで最近は日本でも人気が出ています。

 

人生の中でベスト10に入るドラマ!というほどではないですが、仕事終わりにビールと柿ピーを食べなら見るくらいなら充分に面白いドラマだと思うので今回紹介いたします!
<最初のあらすじ>
主人公のハーヴィ・スペクターは一流弁護士事務所のピアソン法律事務所の敏腕弁護士(歳は40歳くらい)。高い実力と同じくらい自信家であり、そのせいで事務所では一匹狼。

  

事務所の所長がそんな現状を見かねて、ハーヴィにアソシエイト(助手的な弁護士)募集の面接試験をさせるが、なかなかいい人材が見つからない。
そんな中、麻薬の運び屋や試験を替え玉受験する危ないバイトで生計を立てていたマイク・ロス(歳は26,7歳くらい)が、偶発的にアソシエイト面接を受けることになる。
マイクは大学に通っていなかったが生まれつき完全記憶能力を持っており、また頭脳も明晰であったためアソシエイトとしてハーヴィに見初められ、ハーバード大卒が当たり前の超一流、ピアソン法律事務所に入所することになる。

  

ハーヴィとマイクは2人で様々な案件を担当していくことになる。

『SUITS』はアメリカでもすごく人気らしいですが、その人気の理由が日本の弁護士ドラマを例にとってみるとよくわかる気がします。

日本の弁護士ドラマ、探すとけっこうありヒットしてないのも多いんですが、ヒット作だと最近では『リーガル・ハイ』が記憶に新しいですね。

  

 『リーガル・ハイ』よりちょっと人気が劣るといった感じですが、少し前だと『離婚弁護士』『弁護士のくず』なんかは知っている人もけっこう多いのでは。

  
これらのヒットした弁護士ドラマの共通点のひとつは、主役の弁護士が「常識破り」「破天荒」であることが挙げられます。

弁護士という仕事は、高い専門性を要求されるため必然的に高学歴で頭脳明晰なイメージがあるし、様々な罪を定義して治安や人権を守る”法”というものに従事しているから道徳的なイメージもあります。

そんな彼らが、時にヒクくらいのマシンガントークで相手を詰めまくったり、金にがっつく姿だったり、違法スレスレの勝負にでたりする姿は僕らの描く弁護士像と”ギャップ”を感じずにはいられず、面白いんですよね。

もうひとつ、ヒット作の共通点として挙げられるのが「バディ」要素(または「チーム」要素)です。

  

『リーガル・ハイ』の2人なんかは代表例で、堺雅人を「常識破り」な「破天荒」型の弁護士として置き、対照的な存在として「いきすぎた真面目」の新垣結衣を置く。この両極端の2人のかけあいが素晴らしく面白かったです。

『弁護士のくず』もそうですし『カバチタレ!』(これは行政書士モノですが)もバディ要素がありました(『離婚弁護士』の場合は2人よりもっとメンバーが多くて、こっちは「チーム」要素がある感じでしたが)。
  
『SUITS』も主役の弁護士は「常識破り」で「破天荒」型だし、ハーヴィとマイクという2人組が活躍する「バディ」要素もあるので、そういった意味ではみんながハマりやすいテッパン設定なので人気なのも頷けます。

ただ裏を返せばよくある設定ともとれるわけなんですが、法律ネタをけっこうふんだんに盛り込むことでしっかりと骨太なドラマになっています(むしろちょっと難しくて理解できない時もありますが)。

あとは癖のあるキャラが多い点も魅力のひとつ。

  

また、あのオフィス感も人気のひとつなんでしょう。いつの時代も、ガラス張りのオフィスでバリバリ働くことはなんとな~く、漠然とではありますが憧れますからね。

海外ドラマ特有のテンポのいい編集でバシバシ進めてくれるので飽きませんし、一話の時間が40分くらいで短めということもありあっという間に2話、3話と観てしまいます。

Huluでも見れるので、ぜひバドワイザーやコロナなんかとポテチを買ってご鑑賞してみてはいかがでしょうか!

  

オススメです!

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