夏休みをいただいておりちょっと日が空いてしまいました。
すみません…。ただ、その間にけっこう映画は観られました!
そのひとつが現在上映中の2大超大作のスパイのほう『ミッション:インポッシブル・ローグネイション』です(もうひとつの超大作は『ジュラシック・ワールド』これも観てきました)。
『ミッションイン:ポッシブル・ローグネイション』は面白かったので、字幕、吹替とそれぞれ観てきました。
吹替版も、最近流行りの有名な俳優がやる感じではなく、普通にお馴染みの声優さんだったので安定してました。
あと内容とあまり関係ないですが、字幕と吹替両方みると、”台詞の差”がわかって面白いですよね。けっこう意味合いが異なる訳とかもされてて。
今回はシリーズ5作目で前回の「ゴースト・プロトコル」が2011年ですから4年ぶりの新作。トム・クルーズも40代から50代になっております。
しかし、アクションはまるで50代とは思えないほどのハッスルぶりでした。
予告でもガンガン使われている飛行機生身搭乗シーン(搭乗、とは言えないか…笑)。
その他にも格闘シーンとかトレーニングシーンとか、色々あります。
どれも手に汗握るシーンが多くて本当に2時間テンションを高めに維持してくれる内容です。
ただ、一個思ったのがやっぱりミッションインポッシブルシリーズは1作目を除くとスパイ映画というより、イーサンハントもといトム・クルーズがとにかく大活躍する映画になっている気がします。
007シリーズの様な裏切りにつぐ裏切りがあって、巧妙な心理戦があってといったスパイ映画的な展開というよりは、生身のド派手アクションをガンガンこなすスーパーマン一歩手前の主人公が女の人を助けながら悪いやつをぶっ潰す、という感じです。
ただ、見ている側も本格的スパイ映画みたいな話を望んでいるわけでなく、50代になってもアクションは絶対に生身でやるという強いこだわりや、贅肉ひとつない強靭な肉体と驚くべき身体能力を持つトム・クルーズがバリバリ活躍して、ドキドキ・ワクワクさせてくれる話を望んでいるので、まったくもって大正解だと思います。
今回のローグネイションを観る前は、個人的には前作の『ゴースト・プロトコル』が一番面白いな~と思っていたのですが(世間的には評判が悪い『M:I2』も子供の頃に初めて観たミッションインポッシブルシリーズだったので、実はとても好きです)、今回は負けず劣らずの面白さでした。
思うにこのシリーズ、1作目、2作目と作風が全然違くて(2作目はジョン・ウー監督)、3作目で微妙にいい感じになり、4作目で完全にいい感じになっていると思います。
今回の5作目では4作目でいいチーム感がでていたからか4作目メンバーを引き継いでいる。多分、サイモン・ペッグ演じるベンジー・ダンと、ジェレミー・レナー演じるウィリアム・ブラントがいい感じなんですよね。特にベンジーがいい味出してます。
よくよく考えると、1作目~3作目までは明確なコメディ担当がいなかったですからね。ベンジーがレギュラー化した4作目のときとかは最初、緊迫感が削がれると感じたこともありましたが、今では逆にこのキャラクターがいることで、ミッションインポッシブルに愛嬌みたいなものが出てきています。そのためイーサン・ハントのはらはらするミッションも一層際立ちます。緩急が効いてるというか。
全体的に見るとツッコミどころも確かにありますが(トム・クルーズが盲目的に女スパイを信じ、他のメンバーも「イーサンが言うなら…」的な展開になるところとか)そんなのは、この映画には野暮な話です。
あ、最後に少し映画の内容と話が逸れますが、トム・クルーズの笑顔は本当にいいですね。
ちょっと胡散臭い感じのハンサムスマイル。若いころのトム・クルーズの笑顔と比べてみると顔は確かに歳を重ねたものになっているけれど笑顔の印象は変わらないんですよね。やっぱイイですねトム・クルーズ。
ぜひともまた続編を作ってほしいです!
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