『母と暮らせば』~史上最強に可愛い70歳。それが吉永小百合!!~

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吉永小百合&二宮和也という時点で、明らかに育ちの良さ感というか品の良さ感が香ってくる親子設定。
実際
「こんないい親子
いるんですね…(;´∀`)」
と思ってしまうほどいい感じの親子でしたよ。

あらすじをざっくりと書くと…

【あらすじ】
1945年8月9日。長崎に原爆が落ちたあの日の朝、浩二(二宮和也)はいつもの様に医大に行くために家をでて、母・伸子(吉永小百合)もいつもの様に浩二を見送っていた。浩二の父と兄は戦死しており、彼らは二人きりの家族だった。

その日もいつもと変わらない日常が流れていたが、浩二が学校で授業を受け始めたとき、それは起きた。

11:02、長崎へ投下された原爆より、浩二は一瞬にして亡くなってしまった。
母・伸子は奇跡的に助かったが、唯一の家族を亡くし、ひとりきりになってしまう…。

そして、月日が流れ三年後の1948年8月9日。

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母・伸子は、突然、死んだはずの浩二に会う…。
二人はあの頃の幸せな暮らしが戻ったかのように数々の思い出を話して過ごすが、
周りの状況は浩二が生きてた頃とは少しずつ変わっていくのだった…。
【あらすじ終わり】

まず息子・浩二についてですが、
わがままに育てられた男の子的な一面も少しあるんですが、基本は母親想いのいい子でして…。
この、ワガママ男の子感と母親想いのバランスがとても良かったですね~。
“生意気かわいい”的な二宮和也という人のパブリックイメージ(多分)にも近い気がして、浩二という役がかなりハマってたっスφ(.. )

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続いて母・伸子ですが(というか、吉永小百合ですが)、正直「こんな可愛い70歳いるのかよ!!!!」という衝撃を隠せませんでした(゚〇゚;)
とにかく、話し方、仕草、表情がもういちいち可愛い‼︎(特に困り顔が個人的には好みですψ(`∇´)ψ)

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そして、優しさが滲みでてるんですよぉ〜。伸子さんは、人を想う気持ち、家族だけでなく他人に対しても優しくできる、そんな人でしたね…。
(まあ、もちろん若い頃の吉永小百合もめちゃくちゃ綺麗でビビりますけどね。なんかまとってる空気が違くて…(*_*) )

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全体を通して二人だけの会話シーンが多く、特に二宮和也の台詞は長いものもけっこうあるのですが、
やっぱり演技が上手ということもあり、わざとらしくなくてよかったすねえ〜( ´ ▽ ` )
確かに、序盤はややオーバーアクト気味の様に思えなくもないですが、
観ているうちにだんだんと自然に感じてくるというか、
「これが浩二っていう人のキャラなんだな!!いいじゃん!!」っていう感じで…(´ε` )

あと、忘れちゃならないのが浩二の恋人役・町子を演じた黒木華‼︎

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ええ、ええ、正直言いますよ。
僕は映画を観る前は
「ヒロインが黒木華か〜。うーん、あんまし好みじゃないなあ( ´Д`)y━・~~」
などと思っていたのですが、ほんっっっとすみません。めちゃくちゃ可愛かったです。はい。

あの昭和美人な顔立ちが映画の雰囲気に本当に合ってました。
もしヒロインがくっきり二重の平成美人顔の子だったら、
二宮和也もはっきりしている顔なのでちょっとあまりに作り物の世界っぽくなっちゃってたかもしれませんね。

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ストーリーの方は、
戦時中の話ですが、戦争がテーマというより、
”人が人を想うことをテーマにした物語”
だったと思います。
伸子と浩二。伸子と町子。浩二と町子。上海のおじさんと伸子。
他にもたくさんの人が、誰かを想う、そんなシーンがたくさん描かれていたと思います
(隣の家のおばちゃんと伸子とか、役場のおじさんとあの学生の少女とか)。

僕は母子家庭で育ったということもあって、この映画の設定はどんぴしゃで、
けっこうな量の涙を流してしまいました。
とても良かったと思います(ノД`)

…ただ…。

どうしても、ラスト10分前後からエンディングまでの展開というか、演出というか、がどうしても気になってしまいました…。
正直、見終わってから
「あそこで終わっておけばよくなかった?!」
と思わずにはいられなかったです…o(`ω´ )o
そして極め付けはエンドロール‼︎‼
︎正直、かなり面食らいましたよ(゚Д゚)ポカーン

でも、全体を思い返してみると、泣けるところも多々あって、吉永小百合は綺麗で黒木華は可愛くて、二宮和也もよくて、いい映画だったなあと思います!

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