『ちはやふる 上の句』

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急にたくさんの仕事を割り振られて劇的に忙しくなりなかなかブログの更新ができませんでした(つД`)ノサボッテテスミマセン

ただ、これからはまたちょくちょく更新していきたいと思います!

にしても……いやあ、すごかった。

なにがすごいって、そう『ちはやふる 上の句』です。ついに見てきました。

公開からだいぶたって、もう『下の句』も公開してますがやっと『上の句』を見てきました(*_*;イマサラ

実はだいぶ見るのをためらっていました。

どうせ広瀬すずとジャニーズ系俳優のアイドル映画だろーと。

でも、知り合いがオススメしてたので重い腰をあげてみてみたら、

そんじょそこらのアイドル映画とは違って、本格的な青春・スポ根映画じゃないすかー!!

めっちゃ面白かったです。女優・俳優陣よかったですね。

まずはやっぱり、主人公ヒロインちはやの広瀬すず。

元気のいいお調子者キャラなんですが、これがハマってた。

漫画でいうとONE PIECEのルフィとかHUNTER×HUNTERのゴンとかそっち系の「単純一途」な馬鹿キャラで、主人公にありがちではあるんですが、それこそちょっと漫画的になってしまうキャラというか(原作漫画なんだからしょうがないだろ( ̄▽ ̄))「現実の世界に素の性格がこんなやつっている?」と思えてしまうんですが、広瀬すずという超美少女が演じると妙に説得力がでるんですよね。

次は広瀬すずの相手役のひとり、野村周平。

この人は、最初「リア充のイケメン高校生め!チャラくてうざいわ!」と寒い目で見てたんですが、

実は結構な悩みや葛藤を持っていることが中盤からわかって、「いい子じゃないか!!」となりました(T ^ T)キミモタイヘンダネ

もうひとりの相手役の真剣佑(最初”まっけん・ゆう”って読めなかった)もよかった。

繊細でミステリアスな役を見事に演じていました!

今回の役が繊細ミステリアス系だったからか、見た目も含め忍成修吾に似てる気もしますね。

ただ忍成修吾は独特の柔らかさがあるけど、マッケンユウ(もうカタカナ表記で)は柔らかさでなく、静かな意思の強さを携えてる感じでした。

よかったです!

詳細は省きますが、主人公ちはやの通う瑞沢高校かるた部の他のメンバー、古典オタクの大江さん(上白石萌音)、机くん(森永悠希)とか肉まんくん(矢本悠馬)、あとはライバルの北央高校のメンバーもよかった。この映画、若手女優・俳優さんがたくさん出てきますが、みんなすごかったですね〜。

この「ちはやふる 上の句」という映画は、

題材は”高校生の百人一首”という野球やサッカーなどと比べればマイナーなものではありますが、”弱者たちの奮起モノ”という、話としては定型パターンの作品になってます。

でもそれをきっちり作ったという感じに思えますね。

スラムダンクで思い出に残っている人も多いと思いますが、スポ根には欠かせない合宿や特訓シーンがあったり、試合(本番)直前に決意を語る”夜シーン”(青春映画には必ず決意や想いを語るシーンがあると思っていて、それはだいたい夜が多い気がします。このブログでも前に書いた『幕があがる』でも電車のホームでの”夜シーン”がありましたね)もしっかりあります。

あとは、クライマックスの百人一首の試合シーンですね。臨場感、興奮、そして運命戦での決意。展開、演出がどれも鳥肌ものだったと思います。

弱者たちの奮起モノ×青春スポ根という王道のテーマを、演技、演出、脚本、すべてハイレベルで見せてくれた最高の作品でした!!!

ただ、続編の「下の句」見に行けなかったーーー_| ̄|○

DVDでたらそっこう借りますψ(`∇´)ψ

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