『下妻物語』『告白』の中島哲也監督の最新作『渇き。』を観てきました…。
キャッチコピーは“劇薬エンターテイメント”。その名に恥じぬ劇薬っぷりで取り扱い注意の映画です。笑
全体的に過激なのに「え、この次どうなるの?」と思って、目が背けられない。観ていて「うわ!」「え?!」「マジすか?」と心の中でたくさんのリアクションを打ってしまう。いい意味で観るのにすごい体力がいる映画です。
『告白』でも感じましたが、思春期の年代の“闇”というか“悪”というのは本当に剥き出しで強烈ですね。
観ていて自分が中学生や高校生だった頃を思い出しました。
よく大人は「社会にでると面倒くさいことや辛いがたくさんあるぞ」と「大人の世界は大変なんだ」っていうことを強調しますが、子供も大人も経験したことがある自分からすれば、子供の世界だってかなり大変だよな〜…と思います。毎日同じクラスメートと同じ教室で何時間もともにしなければならないし、「携帯電話は使っちゃだめ」「買い食いはだめ」とか日常生活レベルの縛りは社会人よりも厳しいし、「人と違うこと」を異常に嫌がる年頃だから誰もが同じになりたがって、その流れから外れると容赦なく叩かれるし。
話が全然関係無い方に流れましたが「大人の世界も、子供の世界も、生きるということはそれなりに大変なんだ」とこの映画を観てて思いしらされました。
自分もよく今の今まで生きてこれたな…この残酷な世の中で…と思いました。
運が良かったに過ぎないな…と。
いろいろ話が逸れましたが、大変だ…なシーンがたくさん出てきます。ということです。笑
観るときは覚悟を持って行きましょう!笑
役所広司の狂いっぷりと
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