昨年10月に放送していたTBSドラマです。原作は漫画で、テーマはあの有名な三億円事件。
長瀬智也演じる不良刑事「黒河内(くろこうち)」と剛力彩芽演じる東大卒のキャリア警部補「清家(せいけ)」が三億円事件の真相を執念深く追いかけ明らかにしていくストーリー。
上から目線の評論家気取りで言わせて貰うと、
この長瀬が演じる黒河内がなかなかのハマり役。
長瀬といえば池袋ウエストゲートパークの「マコト」や、タイガー&ドラゴンの「小虎」と、とにかくワイルド系のキャラが多いが、この黒河内も御多分に洩れずワイルド。
けどいつもと違うのは珍しく「頭のキレる役」であるところ。これまでと少し違う長瀬のインテリ的カッコよさが堪能できます。
また話も面白いです。
「3億事件はいまだ未解決」という導入から毎回スタートしますが、事件を追っていくと、過去の他の有名事件との繋がりも見えてくるんですね。
世の中の出来事には「表」と「裏」があって、一見「表」だけしかないような出来事にも巧妙に「裏」が隠されているときがある。
新聞やらニュースやらに露出してる情報、それらの“目に見えてること(情報)”だけが全てではない。
真実が別にあるときもある。
大事なのは、誰かの視点に感化されたり肩入れしたりせずに、ニュートラルな視点から「俯瞰して見る」こと…
なのかな?
だれかの真実は他の誰かには嘘になるときがあるもんね。
と、そんなことを考えました。
一気に見たくなるのでまとめてレンタルされることをオススメしやす。
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