法廷モノドラマはは多いけど、かつてここまで喋り倒す弁護士がいたか！！ってくらい、早口で喋り倒す最強弁護士 古美門（コミカド＝堺雅人）とその助手弁護士の黛（マユズミ＝新垣結衣）が繰り広げる弁護士ドラマ。
しかも、早口マシンガントークだけじゃなくて、このドラマは話の構築が凄いイイです！
よくある流れで話が進んでる…って思ったら予想外のオチで、「ドラマなのにこの結末！？」っていう意外性が高い！単純な勧善懲悪ではなくて、「善と悪は見方によって変わる」っていうのがよく表れてます！
扱ってるテーマは「殺人事件」など派手なものばかりでなく「ゴーストライター」や「ドロ沼離婚」「ご近所トラブル」と現実感があり身近に感じられるモノが多いのも特徴的。
個人的には古美門の独特の視点、一般常識を充分にわかっている上でそれにとらわれない切り口での発想に感心します。
このドラマを観ると、物事を単一的な視点で捉えることの危うさ、みたいなことに気づくので、なんでも色んな側面から考える様になります。笑
周りの人達からは、一見すると「めんどくさいキャラ」に思われることもあるので、それがこのドラマを観る時の注意点ですね！笑
「正しいと思ってた考えは、実はこんな風な、あんな風な立場から考えると、必ずしも正しくはない。この世に絶対的な正義はない。」そんなことを考えさせられる、コメディータッチだけど深い痛快法廷ドラマです。
ぜひ一度ご賞味あれ！
半沢直樹とはまったく違う堺雅人にハマること間違いなしです。
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