週刊少年ジャンプ連載の『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』がついに連載再開!
いつぶりの復活か思い出せないくらい久しぶりにジャンプの誌面でHUNTER×HUNTERを見た。
長かった…長った…。待ちくたびれたよ冨樫先生!!そしてありがとーございます!!先週(27)と今週号(28)じっくり読ませてもらいますわ!!
という読者も多いはず。(私もその一人)
今週号から暗黒大陸編が本格スタートするわけですが、早くもシリーズ最大級のダーク感漂ってます!
HUNTER×HUNTERといえば、作者は『幽遊白書』の富樫義博先生。
幽遊白書も面白かったけど、HUNTER×HUNTERもやっぱりダーク感が強かったり、ちょっと哲学チックで複雑な心理描写があったりする。富樫先生のあの「いい意味で面倒くさい描写(パンチ1発打つのにすげー長い心の声があったり、とか)」が好きな人には、同じく富樫先生の『レベルE』をオススメしたい。
表紙は油絵風でかなりキテますが、中身もとっても面白い!
最高に頭がいいが宇宙レベルで迷惑な、とある惑星の「王子(名前は“バカ王子”)」が地球にやってきて好き勝手やる話。人食い宇宙人(グロめ)の話、地球人と宇宙人の恋愛(一目惚れ ※注:ロマンチックでない)の話、タイムスリップならぬマインドスリップ(心の中に入る)の話。
とまあ私の説明ではよくわからないと思いますが、ようは宇宙人ネタの話がオムニバスで展開されてく作りです。全3巻なのですぐ読み終わっちゃいますが、内容はかなり濃いです。
でもなにより特筆すべきはこの漫画、「富樫ワールド全開!!」なんです。
『幽遊白書』の仙水編、『HUNTER×HUNTER』の幻影旅団編やキメラアント編あたりがお好きな人はかなりハマると思います。
スカッとするバトル、ストレートな友情、努力の末の勝利。
「そういうものに昔ほど熱くなれなくなった…感情移入しずらくなった…
もっと複雑なんだよ人っていうのはさ…」
な〜んて言ってる人がいたら、『レベルE』がいいと思います。笑
※これがジャンプに掲載されてたのか…と思えないほどジャンプっぽくない作品です。笑
ちなみに、レベルEの“E”はエイリアンの“E”らしいですが、エイリアンの綴りは「alien」だから本当は「レベルA」のはずだけど、作者が勘違いしてタイトルをつけちゃったそうです。笑
作品を読んでると絶対頭のいい人なのに、こういうおっちょこちょいなことをしてしまうところが、富樫先生の天才感をより一層強めてる気がしますね…。笑
お時間あったらぜひ。
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