これは、最近調べ物で図書館に通っていたときに見つけた本です。
中学生を対象にしている本だと思うので、字も比較的大きく、すぐ読み終えられます。
でも、内容は侮るなかれ。主人公のベンはアメリカの起業家ベン・カスノーカという実在する人物です。物語も中学生だった彼の起業・事業拡大までの物語です。
表紙はイラストで、学校の図書館とかに置いてありそうな見た目で、一見しただけだと大人はスルーしちゃいそうですが、内容はビジネスマンが読んでも全然勉強になることがいっぱい書かれてます(「プレゼンの心得」とかも載ってて、結構ためになりますよ〜・・・)。
良質なビジネス書ですよ!
中学生のベンが自ら起こした事業は、アメリカのそれぞれの州が抱える街のトラブル(公園のフェンスに穴が空いてる、ゴミ捨て場にカラスが毎朝群がってくる、などの日常的なもの)の伝達・共有・解決を目的としたウェブ掲示板的なシステムなんですが、このシステムを引っさげて、中学生のベンはアメリカの各州に営業をかけるんです。
システムを作り上げブラッシュアップしてく過程や、州のお偉いさんとの交渉など、中学生(物語の途中で高校に進学する)のベンが、ビジネスマン顔負けのスキルやエネルギーでぶつかっていくところは読んでいて素直にワクワクします。
「それに、中学生に出来るなら俺も!」と思わせてくれるところも多いので、
読んでると、働く事へのモチベーションがかなり上がりますっ!
図書館いくことがあったら、ちょっと探してみてください♪
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