『A-BOUT!』 〜 不良漫画史上、最も馬鹿な主人公? 〜

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「A-BOUT!」

 

不良漫画はこの世に何本あるか…。

不良漫画は超ざっくり言うと3つくらいのタイプに分類できる(と思う)。

・  高校不良系

・  年齢不詳不良系(ギャング系)

・  暴走族系

 

など。

 

今回の「A-BOUT」は高校不良系です。

他県にもその名を轟かす、最強高校生が集う「私立 光嶺高校」。

そこにトップはおらず、校内では常に派閥同士の激突が見られる。

 

また、光嶺高校は学年毎の上下関係が非常に強い。

3年生は学校の看板を背負う存在で絶対的であり、下級生に喧嘩で負けるなんてことはあってはならない。

 

そんな学校にある日、一人の一年生が転校してくる。

名は、朝桐真之介。

この男がべらぼうに強い

 

んだが

 

一巻でいきなり負ける。

 

そこから、これまでの光嶺高校の伝統である絶対的な上下関係をぶっ壊すかの様に、朝桐の下克上が始まる。

 

この朝桐は頭が悪く、性格もそんな良い方じゃない。

一見すると少年漫画の主人公っぽくないのだが、ここぞというときに見せる「男気」はかなりかっこいい(エグザ○ルとかの女子ウケのいい男気ではない)。

あと、例えば漫画のクローズとかはどちらかというと、喧嘩シーンそのものの描写が少なく、ストーリー性や、キャラのかっこよさなどで夢中にさせてくれるが、「A-BOUT」はボクシング漫画並に喧嘩での殴り合いシーンが長い。というか、しっかり描写してくれる。

これは、バトル漫画好きは燃えることうけあいだ。

ご賞味あれ。

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